童蒙をしへ草 巻の3

巻の三／第十四章仁(じん)の事／[い]じよん・ほわるどの事／[ろ]ひりつぷ・しどにの事／[は]奉行(ぶぎゃう)どろもんどの事／[に]こしうすこの事／[ほ]羅馬(らうま)の帝(みかど)ちとすの事／[へ]日々(ひび)の職分(しょくぶん)の事／第十五章怒(いかり)の心(こゝろ)を程能(ほどよ)くし物事(ものごと)に堪忍(かんにん)し人(ひと)の罪(つみ)を免(ゆる)す事／[い]そこれいとすの事／[ろ]氣前(きまへ)よい人(ひと)の竒談(きだん)の事／[は]堪忍(かんにん)を以(もっ)て集(あつま)りたる家族(かぞく)の事／[に]徳(とく)を以(もっ)て怨(うらみ)に報(むくゐ)る事／[ほ]海上(かいぢゃう)の企(くわだて)の事／[へ]ろべるとの事／[と]つびと蠅(ばい)との事／第十六章柔和(にうわ)なる事／[い]風(かぜ)と日輪(にちりん)と旅人(たびびと)との事／[ろ]しようせふ・ほるとす罪人(ざいにん)を取扱(とりあつか)ふ事／[は]しゝりい國(こく)の君(きみ)あるほんその事／第十七章他人(たにん)の物(もの)に就(つ)き誠(まこと)を盡(つく)す事／[い]盗賊雀(とうぞくすゞ)の事／[ろ]みらんの門番(もんばん)の事／[は]れをほるどの事／[に]もせす・ろすちやいるどの事／第十八章他人(たにん)の面目(めんもく)に就(つ)き誠(まこと)を盡(つく)す事／[い]そこれいとを害(がい)したる事／[ろ]へれん・ぷらいむの事