童蒙をしへ草 巻の4(2編)

巻の四／第十九章他人(たにん)の天然(てんねん)の通義(つうぎ)に就(つ)き誠(まこと)を盡(つく)す事／[い]佛蘭西(ふらんす)に於(おい)て｢じやけり｣の一揆(いっき)の事／[ろ]とをます・くらてくそんの事／第二十章職分(しょくぶん)に就(つ)き誠(まこと)を盡(つく)す事／[い]盲人(めくら)と犬(いぬ)との事／[ろ]将軍(しゃうぐん)わしんとんの事／[は]捌(さば)きの役人(やくにん)がすこいんの事／[に]誠(まこと)ある入札人(いれふだにん)の事／第二十三章物(もの)を賣買(うりかい)することに就(つ)き誠(まこと)を盡(つく)す事／[い]律儀(りちぎ)なる丁稚(でっち)の事／[ろ]焔硝(えんせう)を蒔(ま)く事／第二十四章約束(やくそく)を守(まも)るに就(つ)き誠(まこと)を盡(つく)す事／[い]｢むうあ｣人(じん)と西班牙人(すぺいんじん)の事／[ろ]佛蘭西王(ふらんすおう)じよんの事／第二十五章益(えき)なき悪事(あくじ)を為(な)さゞるやう誠(まこと)を盡(つく)す事／[い]蜜蜂(みつばち)と黄蜂(きばち)の事　寓言／[ろ]象(ざう)と仕立屋(したてや)の事／第二十六章信實(しんじつ)を守(まも)る事／[い]羊飼(ひつじか)ふ子供(こども)狼(おおかみ)と呼(よ)びし事／[ろ]ろべるととふらんくの事／[は]あめりや・ぼるほるどの事／[に]へれん・うをくるの事