西洋列女傳 巻之下

西洋列女傳巻之下目録／貞操之部　共十九條／一　チエロニスが孝心(かうしん)貞操(ていそう)の話(はなし)／二　モーソラスの墓碑(ぼひ)／三　ゼスターが節操(せっさう)の話／四　エポニナが信義(しんぎ)の話／五　自(みづか)ら好(このん)で其夫(をっと)の追放(ついはう)に従行(じうかう)せし婦人(ふじん)の話／六　シビルラ身(ミ)を殺(ころ)して其夫を救(すく)ひたる話／七　バワリアのダッチェス奇策(きさく)を以て其夫を救ひたる話／八　ガートルード、ウヲンダーワートが節操の話／九　ウイットリア、コロンナが貞實(ていじつ)の話／十　ボナー、ロンガバーバが義勇(ぎゆう)の話／十一　ダッチェス、デ、パーノンが貞列(ていれつ)の話／十二　嗹?(デンマルク)国(こく)の公主(こうしゅ)エリーノア、クリスチナが信義(しんぎ)の話／十三　メリー、デ、レイゲスバーグが奇策(きさく)の話／十四　カザリン、ハーマンが貞實の話／十五　アルバーチ候(こう)の夫人(ふじん)の話／十六　マダム、リホアート其夫を救ひたる話／十七　マダム、マウチー其夫と死を共(とも)にしたる話／十八　兵士等(へいしら)の妻(さい)が貞操(ていさう)の一奇譚(いっきだん)／十九　レデー、ハーリエット、アックランドが真實(しんじつ)の話／慈母之部　共十條／一　マーシヤネス、デ、スハダラー嬰兒(えいじ)と共に壓死(あつし)せられたる話／二　慈母(じぼ)敵(てき)を遮(さへぎつ)って其子を救ひたる話／三　｢グアヒバ｣の婦人石(ふじんせき)の來由(らいゆ)／四　慈母身を棄(すて)て其子を存(そん)したる話／五　魯国(ロシヤ)の貴婦人(きふじん)其子の為(ため)に遠慮(とほきおもんぱかり)ありし話／六　フロレンスの獅子(しし)の話／七　慈母其子の溺(おぼ)るヽを救ひたる話／八　ヲアクネーのカウンテスの話／九　慈母羅馬(ロウマ)王に歎訴(たんそ)したる話／十　慈母其子を救(すく)はんとして命(いのち)を隕(おと)したる話